

西暦 2014 年。渋谷は若者達の反乱から日本から隔離され、独立国渋谷として存在していた。
そこは大人たちから切り捨てられた、若者たちだけが住む混沌と刹那の街。電気、水、食料などライフラインの全ては渋谷の外からパイプで搬送され、外からの情報は街に一ヶ所しかないネットカフェからのみ。そこで音楽で戦い、金を稼ぐ“ prayer ”と呼ばれる者がいた。
音楽で戦うゲーム= pray 。 音楽を電気信号に変え、直接互いの大脳に撃ち込み合い、精神と肉体を破壊しあう。死を運ぶ、美しく残酷なメロディに若者達は興じていた。
プレステと呼ばれるゲーム会場は、 21 世紀の渋谷によみがえった、古代ローマのコロセウムのようだった。
そんな prayer の中に一度も pray で人を殺したことが無い、その甘さから賭けの人気は今ひとつという、天才的なギタリストがいた。彼の名は“タスク”。
彼がプレイをするのは、唯一好きなギターを弾くことで生活ができるから。
そして、タスクがステージで勝負をしていたとき、一人の少女が彼のもとに落ちてくる。少女の名は“ショーコ”。そして、二人の物語が始まる…。
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